下級戦士ベジータです(^^)/
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なぜ、面倒な彼女を切り捨てないのか?
答えは簡単だ。
心底、俺は彼女が好きで、助けたいと思ってるから。
金曜の夜、会いに来て。というメッセージを彼女から受けた。
特に予定がないため、終電で彼女の最寄り駅に向かうことにした。
駅で待つこと10分。彼女が改札から出てきたが、
今まで見た中で一番冷たい表情。
わざわざ来てくれてありがとう。。
そんな言葉を発することはなく、俺の腕にしがみつく。
無言のまま、すたすたと二人並んで歩く。
自宅到着。
俺は疲れていたから、すぐ着替えて布団に入った。
独りでいるのが嫌だから、
一緒にいてあげれば良いものだと思っていた。
しかし、今回は違った。
目を瞑ると、、、
彼女:「寝ないで!!」
と小さい子供のように俺に覆い被さり、それを阻止しようとする。
ベジータ:「寝ないよwww」
と言ってはぐらかすが、
クソ眠い為、このやり取りを何度も繰り返す。
結局、俺が寝るのを我慢してる間に勝手に寝たのだが。。
翌日。
彼女は昼から仕事。俺も昼から休日出勤。
俺は仕事に行こうとする。彼女は行こうとしない。
それだけではおさまらず、、行かないで。と必死に俺の足を掴む。。
終いには、俺が顔を洗ってる間に、靴を隠す始末。。。
やはりいつもとは明らかに違う・・おかしい。。
そして、彼女が口を開く。
彼女:「・・皆、私をポイッてする。
誰からも必要とされてない。」
ベジータ:「俺はそんなことしないよ。」
彼女:「・・・・」
本当に苦しそうな、その表情に心が軋(きし)む。
そんな言葉を発するとは、、、誰からも必要とされてないだと?
こんなにも寂しい世界を想像しただけで、やるせない気持ちになった。
が、俺様は仕事に行かなくてはならない。
そんな彼女を置き去りにして、俺は仕事に向かってしまった。
椅子に座り込み、こちらを見ようともしない姿に、心が痛んだ・・・。
駅までの道のり・・・そろそろ潮時か。。
そんな事を思ってしまっていた。
だが、
電車に乗り、しばらくすると・・・・
彼女:「〇〇、今までありがとう。」
( ゚Д゚)ん?
彼女:「人生で〇〇と一緒の時が幸せでした。」
( ゚Д゚)は・・?
頭の中に、一瞬迷いが生じた。
これで戻ったらドツボにハマるパターンだとわかっていたから。
つまり、俺がこいつの支えになるしかなくなる。。
・・とは言っても、これは仕事に行ってる場合じゃない程、
最悪な事態であることも理解していた。。
どうすれば??!!
・・ただ、迷いとは別に身体は人間らしさを保っていた。
すでに電車に乗り込み、数駅通過した状態であったが、
気付けば、電車を降り、乗り直し、彼女に家に全力疾走していた。
やばいやばいやばいやばい!!!
そのメッセージを受けてから約30分。
彼女の家に戻り、ノックせずに部屋に上がり込む!
彼女は( ゚Д゚)?!!!!
ベッドで寝ていた。
(はぁ、、、良かった、、、、)
ベジータ:「おい、、変なメッセージ送んなよ。」
と軽く話しかけたが返事がない。
ベジータ:「おいっ。」
すると、、、グッタリとした顔で、無表情のままこっちを見た。
何も言わない。動かない。
この後、ノンフィクションで事件は起こる。
いや、すでに起こっていたのだ。。
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