下級戦士ベジータです(^^)/
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・・・とある、平日の日中。
取引先との打ち合わせの為、ロマンスカーで移動。
いつもは、「準急」、「急行」とかで移動するのだが、
この日は疲れていた為、何となく、ロマンスカーを取ったのだった。
この日は、1人で打合せ。
さて・・・と、メガネを外し、椅子を倒して、しばしの睡眠タイムに。。
幸い、隣の席には誰も座ってない為、荷物もそこに置いて。
さすが、ロマンスカー。中々の乗り心地だ。
振動もなく、すぐに眠りにつくことが出来た。
女:「あの~~~、すみません・・。」
ん??
・・・と、目が覚める。
メガネをしてない為、よく見えないが、
どうやら次の駅から乗ってきた子のようで、俺様の席隣のようだ。
ベジータ:「あ、失礼しました。」
女:「寝ているところ、すみません^^;」
今日は運が良いらしい。
メガネを掛けて、ちらっと覗き見ると・・・
年齢は20前半くらいで、いかにもこれから彼氏とデート。
と思われる、お洒落で愛想の良さそうな女の子がそこに居た。
これは寝ている場合じゃないな!!!
ってことで、話しかける「ネタ」を考える。
・・・
・・・・・
・・・・・・・
ネイル!!!
携帯を打つ「手」を見てみると、長い爪に綺麗なネイルをしていた。
(ネイル、、凄いですね。)
よし、その言葉でいこう!!!!
と、1人ドキドキしていると、
女はバッグを置いたまま、急に席を立ち、トイレに入ってしまった。
(よし、戻ってきたら、急襲かけてやる!!)
5分経過・・
10分経過・・・
20分経過・・・・
全然、戻ってこねーーーー(;^ω^)
折角、覚悟を決めたのに、リアルにくそ女かよ・・・orz
あと10分ほどで、取引先のところに着いてしまう。。
ちっ、やられたぜ。
と思ってた矢先、
やっと戻ってきた( ゚Д゚)!!!!
そして、席に着くや否や、
その女は、イヤホンを耳に当て、音楽を聴きはじめたのだった。
もう、このタイミングで行くしかない!!
ベジータ:「ネイル、すごいですね。」
よし、言ってやったぜ!!!
だが・・・
あれ????・・・・反応なし。
どうやら、音楽のせいで、声が届いてないらしい。
もしくは、聞こえているが、シカトしているのか??どっちだ!!!
この時点で、俺様の心は8割方折れた。。
折角、頑張ったのに・・・
ただ、もう1回声掛けてみよう・・・
ベジータ:「ネイル、すごいですね。」
無反応・・・orz
俺様は完全に空気と一体化しているようだ。
てか、さすがに聞こえているだろうに。。シカトかよ!!
と諦めたその時、ビッグチャンス!!
女がイヤホンを外した!!
ベジータ:「ネイル、すごいですね。」
三度目の正直!!これでどうだ!!!!
女:「えっ????」
反応した!!!!!!!
ベジータ:「最初見たときから、思ってたんですよ。
携帯、打ちずらくないんですか?」
女:「あはは^^、爪の部分でタッチしてませんよw」
ベジータ:「なるほどw、爪にしても服装にしても、お洒落ですよね。」
女:「有り難うございますw アパレルなんで。」
・・・と言った感じでストリートナンパ、いや・・・
初のロマンスカーナンパは、
この後も普通に楽しく会話を進めることが出来た。
この時、あることに気付く。
なるほど、ストリートも同じように、
相手を立ち止まらせ、会話せざるを得ない状況を作ればいいのだと。
そして、最後の勝負。
ベジータ:「次で降りるので。これも何かの縁だし、連絡先教えてよ。」
女:「ええぇww ん~~じゃ、どうすればいいですか?」
ベジータ:「じゃ、LINEのID、教えて。」
女:「〇〇〇です。 私、基本返さないですよw」
ベジータ:「うん、いいよいいよ。ありがとうね。」
つって、俺様は取引先と会う為、下車した。
おぉ・・・・遂に、ストリートナンパというか、
ロマンスカーナンパで、LINEゲット!!!!!
その日は、仕事も良い感じにこなせ、気分の良い1日を過ごせた!
やはり、プライベートと仕事の両立は、すげぇ大事だなと。
その夜、ダメもとでLINE返しておいたが、返事は来ず。。
まぁ、そうだわな( ̄ー ̄)
・・・と諦めていたが、翌朝、普通に返ってきたw
この女とアポに繋げられたら、最高だぜ( `ー´)ノ
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