彼女談

寂しさに満ち溢れた世界~4章~(完)

下級戦士ベジータです(^^)/

 

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ナンパ師である前に、誠実な男でありたい。

俺は今回の体験を機に気持ちを切り替えようと決心した。

⇒前回記事はこちら

 

ずばり!

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ナンパ活動は継続するぜ!!!←

 

ただ、それには条件がある。

それは、彼氏候補になる口説き方は辞めるということ。

なぜなら、俺には大好きな彼女かいるから。。

 

 

彼女が入院した翌日。

もう退院できるということで、病院まで迎えに行ってきた。

それまでの間、彼女の携帯を預かっていた為、片っ端から連絡しまくった。

 

俺の狙いは、人間関係の修復&強化。

特に家族。完全に冷え切っている。これじゃ家族でいる意味がない。

 

彼女が入院したと、俺が電話した際にも、

 

彼女の父:「明日は仕事が、、、」

 

最初の一言がこれだ。本当にこんな親がいるんだなと。

それでも切っても切れない関係なのだから、

少しでも距離を近づけて欲しいと願う。

 

今の彼女には俺が必要だ。

だから、俺の家で一緒に住むことにした。半同棲ってやつだな。

勿論、ナンパ活動は抑制されるだろう。

 

だが、今俺がやるべきことは、彼女を助けてやること。

少しでも生きる希望を見出して欲しいということ。

 

無責任な優しさは冷たさ 」という奴もいるだろう。

 

そんな奴に聞きたい。

 

逆に、

責任ある優しさってなんだ??

 

他人と他人が関係を作ってる時点でそれは奇跡に近い。

そこには、出会えた感動しかない。

それ以上でもそれ以下でもない。

 

なのに、、

関係の上に重い想いを乗せていき、潰れないかどうか試される。

もうそーゆーの止めないか?

 

所詮誰しも孤独なのだ。

時間の経過と共に、周りの環境が変化し、

それに伴い、付き合う友達、家族、同僚、恋人は変わってゆく。

 

ずっと続くものなんてない。

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「永遠」という責任感をもたせた時点で、

感動はなくなり「苦痛」になる。

本当に必要なのは、いつ失っても良いという覚悟なのだ。

 

だから、未来のことをどうこう言う前に、

今!目の前で自分がやりたい、やってあげたいことを

全力でやれば良いのではないか?

 

 

家に連れてきてからは、笑顔でいることが多くなり、ホッとしている。

今はこれでいい。

 

いつまで続くかわからんが、

結局俺も誰かに必要とされたい、下級戦士なのだから。

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(完)

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