彼女談

下級戦士ベジータの彼女~信~

下級戦士ベジータです(^^)/

 

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まさか、逆の展開 になるとは・・・

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実家に戻り、早2ヶ月程経ち、居心地の良さとは裏腹に、

「このままでいいのか、、」という思いが強まる今日この頃。

 

この一時的な親孝行をする一方で、棄ててきたものがある。

 

 

それは・・

 

 

 

 

問題児彼女。 

⇒問題児を知らない人はこちら

 

彼女とは半同棲じみた生活をしていた。

 

今までに苦労してきた数多くの事件に「心」は蝕まれているが、

街を歩けば、長い黒髪と大きな瞳が周囲のオトコの視線を奪う女。

 

俺はこの女に 大きな貸し がある。

逆の立場だったら、神のように拝めるだろう。

 

だから、例え、実家に戻ったとしても、

餌を与え続けることで、この主従関係は保てるものと思っていた。

 

案の定、

彼女の誕生日になれば、食事とプレゼントを用意し、

ご機嫌をとる事で、都合のいい夜の女を演じさせることに成功していた。

 

仕事で凹んだ時、 アポで失敗した時、

そんな夜には、当日連絡して、彼女の家に行き、欲望のままに事を成した。

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ここまで書くと、俺がかなりの悪役にも見えるが、

お互いに必要なものをギブアンドテイクしてきた自負はある。

 

実家に戻っても、この面倒な関係を続けてきたのは、

俺がその女を好いていたから。

 

もしかしたら、結婚も、、と脳裏にかすめることもしばしばあった。

が、その境地に辿り着く為の、

時間と経験がベジータには圧倒的に足りてなかった。

 

 

そんなプチ遠距離恋愛生活を始め、

2ヶ月が過ぎた時、衝撃 が走る!!!!

 

 

 

 

 

気になる人ができた。

 

 

もう家に来ないで。

 

 

電話もしないで。

 

 

と一方的なメッセージがきた。

この展開は想定してなかった分、妙に冷たい温度を感じた。

 

 

まさか、俺を振るのか???!

 

 

 

キサマ・・

どんだけ世話になったと思ってるんだ?!

 

 

 

お前のようなグズを拾ってやるのは、

俺ぐらいしかいねぇんだぞ?

 

 

とむき出しの暴力が頭の中を駆け巡る。

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最終的に何て返そうか迷った挙句、

ノーレスポンスで、ライン履歴上、一番長い無駄話ログを闇に葬った。

 

無駄に信じてた分、無駄な感情を湧き上がらせたことに後悔した。

ただ、救いだったのは俺の信じるというのは、字のごとく、人の言うこと。

つまり、表面上だけの「信」だった。

 

元々、冒頭に書いた通り、実家に戻った時点で、彼女を棄てている。

・・にも、関わらず嫉妬や憎悪を感じてしまうのは、

下級戦士ベジータの心の弱さを露呈していると、自分自身が思う。

 

結局、必要とされていることを望み、それを得たつもりになっていたが、

彼女もまた、俺と同じで、表面上だけの「信」であって、

騙されたと思ったほうが、都合の良い解釈で、気持ちをすり替えやすい。

 

もし、これが真正面から向き合った「信」ならば、

このブログを書く力も無くなるだろう。

 

一体、この先、そんな感情を抱くことが出来るのか、

また、真の裏切りを受けたときに、

下級戦士は生きていけるのか、甚だ疑問だ。

 

 

まぁ、何はともあれ、棄てることしか頭になかった彼女に、

まさか棄てられるハメになった、下級戦士ベジータ。

このシチュエーションをどう感じ取るかは、本人次第。

 

 

 

・・・正直なところ、仕事が手につかん(笑)

 

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